豊中市にある日本で唯一のお寺にあるコワーキングスペースUmidass[突撃取材][第1回]
2018/10/31
コワーキングスペースCOCOPO事務局です。掲載中のコワーキングスペースを取材して、みなさんにコワーキングスペースの様子を伝えようという企画「突撃コワーキングスペース」を立ち上げました。
第1回は、大阪府豊中市柴原町にあるコワーキングスペースUmidassです。コワーキングスペースUmidassは、COCOPOを運営する株式会社エッグレイが運営しているコワーキングスペースです。
大阪モノレール「柴原駅」にある豊中市唯一のコワーキングスペース
コワーキングスペースUmidassの最寄駅は大阪モノレール「柴原駅」です。駅看板を見ると「豊中市民病院」「大阪大学」が近くにあり、豊中市民にとっては、馴染みのある場所かもしれませんね。
▼駅を降りてから歩くこと7分ほどでコワーキングスペースUmidassが見えてきました。右手の白い建物がコワーキングスペースUmidassのある建物のようです。
コワーキングスペースUmidassはお寺の中にある!?
コワーキングスペースUmidassは日本初のお寺の中にあるというコワーキングスペースです。
▼お寺側の正面階段。コワーキングスペースUmidassはこの反対側にあります。お寺の中を抜けて行くこともできますが、外の道路をぐるっと回る方が近いです。
▼これが、コワーキングスペースUmidassのあるお寺、安楽寺。
▼なんと豊中市の天然記念物の「蘇鉄」があります。
▼本題に戻って、コワーキングスペースUmidassの入口前です。イベント告知の貼り紙などがしてあります。今は夏休みなので、子供向けの宿題教室や、パステルアート、家計節約術などいろんなイベントの告知がされていました。
コワーキングスペースUmidassの入口から受付
それでは、さっそくコワーキングスペースUmidassを入口から紹介していきましょう。
▼入口のドアを開けると、土足箱とスリッパがあらわれます。靴を抜いでスリッパで過ごせます。冬場なんかだとブーツが脱げるのは嬉しいですね。
▼コワーキングスペースUmidassは、この建物の2階にあります。さっそくスリッパに履き替えて、階段をあがっていきましょう。
▼階段を上りきるとコワーキングスペースUmidassの受付に到着です。いつもは、ここに受付スタッフが座っています。(今日はこの写真を撮影しているので、座っていません。。)
▼受付横には、フリードリンクのコーヒー、紅茶、お茶やミネラルウォーター、そしてフリードリンクならぬフリーお菓子も置いています。冷蔵庫、電子レンジもあります。
Umidassの各フロアの紹介
受付を済ませて、肝心の中の様子の紹介です。コワーキングスペースUmidassは、8~10人程度の入れるスペースが複数あるので、順番に紹介していきます。
▼それでは、さっそく受付右横にある扉から突入していきます。
▼扉を抜けてすぐに右にコミュニティエリアと言われているスペースがあります。4人で座れるスペースが2つ用意されているので打ち合わせや少人数のセミナーなどに使われることが多いそうです。人が少ない時にはここを1人で贅沢に使うこともOKです。仕切り部分にホワイトボードがあるのも便利です。
▼次は集中エリア。コミュニティエリアを通り過ぎて奥に行くと、集中エリアがあります。ここは6席あり、1人で集中して仕事、勉強をしたい人のためのエリアです。
▼集中エリアには、「ぼっちてんと」があります。集中エリアの奥に少し威圧感のある何かがあると思えば、「ぼっちてんと」と言われる半個室スペースです。
▼中に入ってみると、がっつり集中できそうな雰囲気です。
▼集中スペースの横には、貸出ロッカー、モニターなどの貸し出し機器、ブラケット、フリー本棚があります。ここに置いているもののほかにもラミネーター、裁断機、撮影機材などが貸し出し機器として用意されています。
▼一度、受付に戻って、別の扉を開けると教室風エリアがあります。ここは平日の夕方は、そろばん教室や公文教室に貸し出していますが、それ以外の時間は自由に使ってもらえます。机の配置も自由に変更してもらえます。
▼最後に和室エリア。コワーキングスペース2階の最後のエリアとして、和室エリアがあります。10畳の部屋が2つの大きな部屋です。机の配置は自由に変更してもらえます。ここは真ん中で仕切ることができるので、子供参加のイベントなどによくつかわれています。
ホームパーティやゲームなどに利用される1階の特別室
2階のフロア紹介をしましたが、コワーキングスペースUmidassには、1階に特別室があります。1LDKの部屋になっているスペースで、以前は人が住んでいました。リビング、キッチン、和室がセットになったスペースです。他のスペースとは隔離されているので、騒がしくなってしまうワークショップやセミナーであったり、他の人の音が聞こえない方が良い場合、逆に聞かれて困る場合などに使われています。
▼リビングには4人掛けのテーブル
▼キッチンがあるので料理教室、お菓子教室など調理をするワークショップも開催できます。
▼和室があるので、子連れの方が多いワークショップなどはお母さんはリビングでワークショップ。子供和室で遊ばせるといった使い方ができます。
無料で利用できる駐車場が便利
コワーキングスペースUmidassには車移動の人には嬉しい駐車場があります。
▼建物下には、6台駐車可能。ちなみにこの駐車場の奥に喫煙スペースがあります。
▼建物から少し離れたところに4台分の駐車スペース。無料スペースが満車の場合には、無料スペースの横にコインパーキングがあります。
Umidassの運営者インタビュー
スペースの紹介を終えたところで運営者の秦(はた)さんにインタビューです。
-コワーキングスペースUmidassを始められたきっかけは?
コワーキングスペースUmidassは、2015年6月にオープンしました。ですので、オープンからまだ2か月くらいです。もともと10年くらいWEBビジネスのコンサルティング会社で働いていました。2年前に退職をして、個人事業でネットショップなどを運営してきましたが、個人での活動に限界を感じて、WEBサービスを作る会社を設立しました。
会社設立にあたって、たまたま実家のこの建物が空いていたので、事務所としたのですが、スペース活用としてコワーキングスペースを運営しています。
-cocopoを作ったきっかけは?
新しいWEBサービスを作ろうと思って、テーマを考えながらコワーキングスペースの準備を進めていたところ、コワーキングスペースは認知があまりなく、かつ利用するのに雰囲気がわからないといったハードルがあることに気づき、会社の第1弾のサービスとしてcocopoを作ることにしました。
-コワーキングスペースUmidassの利用者はどんな方が多いですか?
まだ、運営し始めて2か月ちょっとなので、利用者の方はそれほど多くありません。それでも、毎日、数名の方に利用をいただいています。今は、1人でWEBの開発をされている方、サラリーマンを辞められて起業準備中や起業したての方、フリーランスで仕事をしている主婦の方(ちなみにUmidassは子連れOK!)、資格、受験勉強中の方などさまざまです。
郊外なので、街中のコワーキングスペースとは少し雰囲気が違うのかなと思っています。
-これから目指していることは?
オープンして間もないということで、試行錯誤しながらの運営中です。今は、会員さん同士のコミュニケーションがあまりありません。集中して仕事、勉強をしたい方にとってはそのままで良いと思います。一方で、他人とのコミュニケーションを求めておられる方もいますので、会員同士がコミュニケーション取れる企画などをしていきたいです。
コワーキングスペース Umidass 概要
住所:大阪府豊中市柴原町5-5-23
営業時間:10:00~22:00
定休日:日・祝
ドロップイン料金:1時間200円、1日最大1,500円
月額料金:4,200円~
突撃コワーキングスペースについて
突撃コワーキングスペースは、コワーキングスペースの様子を多くの人に知ってもらおうと実際にスペースに行って取材をしています。突撃コワーキングスペースを希望のスペースの方や、スペースに取材に行きたいというライターの方がおられましたら、お気軽にお問合せください。