京都烏丸にある運営4年目のコワーキングスペース oinai karasuma[突撃取材][第20回]
2017/01/18
コワーキングスペースCOCOPO事務局です。掲載中のコワーキングスペースを取材して、みなさんにコワーキングスペースの様子を伝えようという企画「突撃コワーキングスペース」第20回です。
節目の20回目は、突撃コワーキングスペースの京都初上陸です。
阪急烏丸、地下鉄四条から徒歩5分にあるコワーキングスペース oinai karasuma
今回、紹介する「oinai karasuma」は、阪急電車京都線「烏丸駅」、京都市営地下鉄「四条」の21番出口から徒歩5分の場所にあります。
烏丸周辺は京都のビジネス街になります。「oinai karasuma」への道のりから案内したいと思います。
▼最寄駅は阪急「烏丸」もしくは地下鉄「四条」です。今回は阪急の改札からの道順を案内します。阪急では西改札口から出ます。地下鉄で来た場合には、改札を出て阪急電車の改札を目指してください。
▼西改札口を出て右手にある地下通路を通ります。
▼地下通路を進み、突き当りを右に曲がります。
▼KYOTO MITSUI BUILDINGには入らずに地上ででます。
▼21番出口から地上に出たところです。地上に出て右手に進みます。三井住友銀行やりそな銀行のある方向に進みます。
▼21番出口を出て2つ目の信号の手前にoinai karasumaがあります。反対側にはローソンやドトールコーヒーが見えてきます。
▼oinai karasumaがあるトキワビルです。1Fは、THE THREE BEARS というカフェです。トキワビルの入り口は歩道から少し内側に入っていますので見落とさないようにしましょう。
▼入口前にはoinai karasumaの看板が出ています。
▼トキワビルに入ったところです。右手にエレベーターがあります。
▼エレベーターで4Fに上がり、降りると右手にoinai karasumaがあります。それでは中に入ってみましょう。
コワーキングスペース、固定席、会議室が一つのフロアに
▼こちらがoinai karasumaの受付です。受付横に立っているのが「おいないちゃん」という看板キャラクターで数字の3は3周年記念の際に作ったものだそうです。ちなみに「おいない」とは京都弁で「こっちにおいでなさい」という意味だそうです。
▼受付の前には、利用者の方のチラシやコワーキングスペースの関連記事などが貼られています。
▼それでは順にスペース内を紹介していきます。スペースに入ってすぐ右手にソファスペースがあります。
▼ソファスペースの奥にはコワーキングのできるエリアが広がっています。大きなテーブル、壁側のテーブルなど複数の座席が用意されており、利用シーンに合わせた座席を選ぶことができます。
▼右手の壁に掛かっているパネルは利用者の方の紹介パネルだそうです。さまざまな業種、職種の方が利用されているのがわかります。
▼運営会社が設計事務所ということで、空間や設備にこだわられています。例えば、天井照明には、温かい雰囲気を出すために蛍光灯が一切使われていません。
▼メインのエリアの左手にもスペースが広がっており、少し区切られたエリアもあります。こちらも自由に使うことができるそうです。
▼軽い打ち合わせや来客対応ができるソファーのエリアもあります。
▼奥には固定席があります。全7席あります。残念ながら今は満席だそうです。
▼最大15名ほどで利用できる会議室もあります。コピー機、TVモニター、ホワイトボードが完備されています。残念ながら取材の際には利用されており、見ることができませんでした。利用風景はこのような感じです。
oinai karasuma スタッフインタビュー
今回、スペースの案内はmanagerの藤原奈那さんにしていただきました。oinaiについて少しお話をお伺いします。
-運営の開始はいつからですか?
2012年7月にオープンしました。コワーキングスペースとしては早い段階でのオープンでした。
京都では3件目くらいのコワーキングスペースです。
-運営のきっかけは?
運営会社は設計事務所なのですが、以前は別の場所に事務所がありました。(今はoinaiと同じフロアに事務所があります。)当時の事務所には会議室が2つあったのですが、常に使われているわけではなく、空いている時間がもったないと思っていたところ、コワーキングスペースという考えを知りました。ちょうど、このトキワビルのリノベーションを依頼されたこともあり、事務所をこのトキワビルに移転するととともにコワーキングスペースを開設しました。
また、設計事務所なのでハード面の知識やデザインに関しては、事務所としての経験はありますが、ソフト面に関しては経験がなかったため、コワーキングスペースを運営する中で、外部の方々にも使って頂く場として、様々な価値を生むことができるのではという想いが運営を始めたのが、理由の一つです。
-コワーキングスペースとしてはかなり古いですね
そうですね。その頃は「コワーキングとは?」という感じだったため、サービス・料金なども手探りでつくっていきました。
運営をする中で色々な発見や経験を通して、利用者の要望や動向に応じたサービス形態へ更新しました。
-「おいない」は京都弁ということですが、サービス名にもこだわりがありますね。
はい。月額会員は、「おいない会員」としています。また、月額(短期)で利用できる「つきずき会員」があります。
これは京都弁ではないですが、「つきづき」とせずに「好き」とかけて「つきずき会員」としています。
他のサービスも「たちより」「ひねもす」「はたあげ」など京都らしさを表現するため、サービス名をこだわってみました。
-ありがとうございました!
運営を開始して、4年近くとコワーキングスペースとしてはかなり古株のoinai karasumaでした。(ちなみに日本では、2010年5月に運営開始の神戸のカフーツが日本初のコワーキングスペースと言われています。)取材させていただいたのは、月曜日の朝でしたがたくさんの利用者の方がおられ賑わいを感じるコワーキングスペースでした。
oinai karasuma 概要
〒604-8152
京都府京都市中京区烏丸通蛸薬師南入る手洗水町647
トキワビル4-B
営業時間:月~金: 8:30~2:00/土・祝:10:00~20:00
定休日:祝日
ビジター利用料金:1時間300円/1日2,000円
月額料金:7,000円~
突撃コワーキングスペースについて
突撃コワーキングスペースは、コワーキングスペースの様子を多くの人に知ってもらおうと実際にスペースに行って取材をしています。突撃コワーキングスペースを希望のスペースの方や、スペースに取材に行きたいというライターの方がおられましたら、お気軽にお問合せください。