ヤフー(Yahoo! JAPAN)の新オフィスがコワーキングスペースに
2016/10/27
ヤフー(Yahoo! JAPAN)の新オフィスがコワーキングスペースに
cocopoによるヤフーのコワーキングスペース LODGE の取材記事はこちら>>
2016年6月21日にヤフー株式会社(Yahoo! JAPAN)が9月末の「東京ガーデンテラス紀尾井町」(千代田区)への本社オフィス移転に伴い、本社勤務の全従業員のデスクをフリーアドレスにするとともに社外の人も利用できるコワーキングスペースを併設することを発表しました。
「従業員と社外や地元の方が出会えるように、というコンセプトで新しいオフィスをつくっていく」とのことで、コワーキングスペースは、「『!(びっくり)』を生み出す場所」をコンセプトに、従業員が業務を行えるだけでなく、社外の方も登録をすれば利用できます。
※写真および情報は、ヤフー株式会社プレスリリースより
2016年6月21日:本社移転にあわせ、東京本社勤務の全従業員約5700名を対象に机を不規則に配置したフリーアドレス制の導入や、社外の方も利用できるコワーキングスペースを新設
日本でコワーキングスペースが誕生して6年でここまで来た
日本では、神戸のカフーツが一番最初のコワーキングスペースと言われており、開業が2010年5月です。現在、2016年6月ですので、丸6年でcocopoに掲載されているコワーキングスペースが450件を越え、秋にはヤフーの本社の一部がコワーキングスペースとなります。
今は、まだ「コワーキングスペース」という単語、概念は一般に浸透しているとは言い難い状況です。ですが、ヤフーに続く企業が増えていけば、「コワーキングスペース」という単語、概念が広がっていくことが予測されます。
さまざまなコンセプト、立地のコワーキングスペースが増えている
もともとコワーキングスペースは、ITを中心としたパソコンさえあれば仕事ができる人たちの利用を目的に作られています。特に孤独なフリーランスのエンジニア、クリエイターなどが集まるコミュニティとしての機能を重視しています。
最近では、さまざまなコワーキングスペースが増えてきました。例えば、3Dプリンターやレーザーカッターなどが用意されたモノづくり系コワーキングスペースや職種、業種を問わない地域コミュニティとしての郊外型のコワーキングスペースなどです。
モノづくり系コワーキングスペースでは、個人では購入できない設備を利用できることで、これまで個人では作ることのできなかった製品を作れたり、交流の少なかったモノづくり系フリーランスの人たちのコミュニティの場となり、郊外型コワーキングスペースでは、地域の活性化を目指している人たちが地域活性化の拠点としたり、子育ての時間を縫って仕事をするママさん起業家、セミナー、ワークショップ会場としての利用などがされています。
そして、今回、会社内にコワーキングスペースという形態が非常に大きな形でリリースされました。今後もさまざまな形態のコワーキングスペースの誕生とともに、コワーキングスペースから生まれる新しいサービスが楽しみです。
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