Yahoo! JAPANが11月から運営開始するコワーキングスペースLODGEに潜入! [突撃取材][第30回]
2018/10/31
コワーキングスペースCOCOPO事務局です。掲載中のコワーキングスペースを取材して、みなさんにコワーキングスペースの様子を伝えようという企画「突撃コワーキングスペース」もついに第30回です。
30回の節目は、Yahoo! JAPANが11月から運営開始するコワーキングスペースLODGEに運営前に突撃してきました!!
東京メトロ「永田町駅」直結のYahoo! JAPANオフィス内のコワーキングスペース
今回、紹介するYahoo! JAPANが運営するコワーキングスペースLODGEの最寄り駅は、東京メトロ「永田町駅」と「赤坂見附」駅となります。今回は、「永田町」駅から訪問しました。
▼東京メトロ「永田町」駅とは直結になっています。紀尾井町方面の改札を出て数分で到着します。「赤坂見附」駅からも徒歩1分です。
▼Yahoo! JAPANには、9a出口から出ます。
▼エスカレーターを上がってまっすぐ進みます。
▼通路の奥に見えるのが、Yahoo! JAPANのある東京ガーデンテラスです。
▼「オフィス」と書かれた順路に従って進みます。
▼飲食街を抜けて、まっすぐ進みます。
▼こちらがYahoo! JAPANのオフィスへの入口となります。それでは、中に入ってみましょう。まずは、エントラントの横のゲートを抜けて、エレベーターで18Fまで上がります。
開業前のコワーキングスペースLODGEに突撃!
▼それでは、開業前のコワーキングスペースLODGEに突撃してみたいと思います。18Fには、Yahoo! JAPANの受付があります。こちらは、Yahoo! JAPANへの来客対応の受付となりますので、こちらを通らずにLODGEに行けるようになるそうです。
▼ちなみにこちらはYahoo! JAPANの来客エリアです。お伺いした13時頃には人で溢れかえっていました。この写真の左奥に見える階段を降りるとコワーキングスペースがあります。
▼こちらが先ほどの写真の左奥に見えていた階段です。オフィス全体に木目調で統一されています。
▼階段を降りると正面にLODGEの受付があります。受付スタッフの方が笑顔で迎えてくれました。
▼フロア全体は明確な境界線があるわけではありませんが、大きく2つに分かれていて、受付に向かって右側が仕事や打ち合わせなどに使えるペースとなっていて、左側がカフェや社員食堂が併設されたスペースとなります。それでは、コワーキングスペース部分から見ていきましょう。
▼コワーキングスペース部分はハウス型のパーティションでレイアウトされています。このパーティションは簡単に動かせるので、運用をしながらレイアウトは変更していきたいとのことです。ちなみに、LODGEはまだ運営開始をしていないので、現在はYahoo! JAPANの社員の方が利用されています。
▼別の角度から撮影するとこのような形になっています。
▼数人で利用できる小さな打ち合わせエリアがたくさん作られています。
▼打合せと言っても、椅子に座ってやるばかりではありません。このような形での打合せもあります。
▼また、スタジオも併設されており、動画サービスの「GYAO!」での利用などが予定されているそうです。
▼こちらは「先端技術応用室」です。こちらでは、擬似3D画像に関する研究をしているとのことです。
▼窓側には、少し変わったスペースが用意されていて、みなさんそれぞれのスタイルで集中して仕事をされていました。
▼こんなブース席もあります。
キッチン、ランチ、カフェの紹介
▼コワーキングスペース部分をぐるっと回ってきました。キッチン、ランチ、カフェなどを紹介します。こちらはキッチンスペースです。壁には、LODGE Kitchen とあります。Yahoo! JAPANというとITやWEBのイメージですが、LODGEでは、分野に捉われずにさまざまな人の利用を目指しておられます。キッチンでは、全国各地の特産品を食べながら地方の課題について考えるイベントができればと話をされていました。
▼こちらはランチコーナーです。現在は社員の方がメインで利用されていますが、LODGEの利用者の方ももちろん利用できるとのことです。交通系のIC CARDなどでの支払いにも対応してます。
▼ランチは2種類のランチのほかに、グラム数で精算する形のビュッフェもあります。
▼ランチを扱っている BASE17 ランチ時間のみの営業ですが、カフェやパンを販売している CAMP17は、Yahoo! JAPANの営業時間内は営業しているということでいつでも利用できます。
▼写真を撮影したタイミングはランチ時間を少し外していましたので、食事をしている人は少ないですが、全体はこのようになっています。ランチが終われば、そのまま仕事をしている人もいます。
▼ちなみに机や椅子はさまざまな形状のものが用意されています。
▼窓側はこんな机と椅子になっています。
▼こちらは社員の方がワークショップで作った机とのことです。
▼Yahoo! JAPANのコワーキングスペース LODGEの紹介は以上です。いかがでしたでしょうか?ちなみに窓からの風景も近くに高いビルはなく良い見晴らしです。
LODGE運営者の植田裕司さんと平野彩花さんにインタビュー
今日はLODGE運営者の植田裕司さんと平野彩花さんに案内をいただきました。ペッパーくんはそっぽ向いているというか、平野さんを見つめていますが。。インタビューをしていきたいと思います。
-どうして、コワーキングスペースを運営しようということになったのですか?
Yahoo! JAPANの本社は前は六本木にありましたが社員数が5,000人を超え、手狭になりましたので、2年半ほど前から移転計画がありました。新しいオフィスに移転するにあたり、オフィスだけでなく従業員そのものの働き方を変え、イノベーションを生み出すため「情報の交差点」というキーワードを掲げました。
その一つの取り組みが、従業員のデスクをジグザグに並べたフリーアドレス制です。これは、社員同士の新しい繋がりを作るということを目的としています。もう一つの取り組みが、このコワーキングスペースLODGEで社員と外の人を繋ぐということを考えています。
- なるほど。利用者のターゲットイメージはあるのですか?
Yahoo! JAPANというとWEB、ITのイメージですが、分野を絞らず千客万来の場にしたいと思っています。また、Yahoo! JAPANには、地方創生や、教育、eコマースなどさまざまな事業があり、新しい関係ができることでコラボレーションが産まれるのではないかと思っています。
とくに永田町には国会議事堂などもあり、六本木とは違って当社の社員とはカラーの違う業界の人たちが多い街です。そういう方々と一緒に、新しいものができれば面白いなと思っています。
-当面は無料で開放されるのですね?
はい。まだ手探りの部分はありますが、まずはたくさんの人に来てもらいたいと思っています。現在は3月までは無料の予定ですが、利用者の状況によっては、期間を変更するかもしれません。料金プランだけでなく、レイアウトなども運営をしながら変更していきたいと思っています。
はい。近くにはビッグサイトもあり、最近、国が力を入れているMICE事業の推進拠点にもなっています。
-ありがとうございました!
運営者のお二人は、LODGEがメインの業務ではなく、Yahoo! JAPANのトップページなどを担当されているとのことでした。2年ほど前からLODGEの計画に参加されているとのことです。コワーキングスペースと言えども利用者をナビゲートしてくれる存在がないと、新しい出会いはなかなか生まれませんので、そういった役割をされるそうです。今回は、オープン前の取材でしたので、これから変化もしていくと思います。オープン後にも東京に来るタイミングで立ち寄ってみたいと思います。
コワーキングスペースLODGE 概要
〒102-8282
東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町
営業時間:平日 9:00〜21:00 /土日 9:00〜21:00
利用料金:2017年3月までは無料の予定
突撃コワーキングスペースについて
突撃コワーキングスペースは、コワーキングスペースの様子を多くの人に知ってもらおうと実際にスペースに行って取材をしています。突撃コワーキングスペースを希望のスペースの方や、スペースに取材に行きたいというライターの方がおられましたら、お気軽にお問合せください。