賃貸オフィスとコワーキングスペースのメリット・デメリット

2015年10月27日

オフィスイメージ

賃貸オフィスとコワーキングスペースを比べたときのメリット・デメリットをまとめました。それぞれにメリット・デメリットがあります。



コスト的なメリットはコワーキングスペース


コスト面を比較すると圧倒的にコワーキングスペースにメリットがあります。単純に毎月の家賃だけでも数万円の差がでます。また、同じコストであれば、コワーキングスペースのほうが便利な立地・アクセスの場所になります。


光熱費やネット回線費用などもコワーキングスペースの場合には月額料金に含まれていますが、賃貸オフィスであれば、月々に発生するだけではなく、初期費用も発生します。


目に見えにくいコスト差としては、コワーキングスペースは場所の管理が一切必要ありません。掃除やゴミ捨てであったり、フリードリンクのあるコワーキングスペースであれば飲み物代やカップ代なども必要ありません。


来客スペースやミーティングスペースもコワーキングスペースあれば、必要な時だけコスト負担をすれば構わなかったり、退去する際に、原状復帰などの必要性が無い点も大きなコストメリットになります。


人との繋がり、口コミ宣伝や起業サポートはコワーキングスペース


コワーキングスペースは他の人と一緒に働く場所です。1人で賃貸オフィスに籠って仕事をすることと比較すると、人とのつながりは圧倒的に違います。孤独感に悩まされることはありません。


当然、自社のサービスを他の利用者に宣伝したり、伝えたりすることができます。事業内容によっては、そういった口コミ宣伝による仕事が入ってくるケースもあります。また、起業サポートとして、税理士や社労士、司法書士などを紹介してくれたり、さまざまな形で起業サポートがあるケースもあります。見えにくいサポートとして、先輩起業家からアドバイスをもらえるということもあります。


人の採用・雇用をするなら賃貸オフィス


コワーキングスペースは基本的に1人もしくは少人数で仕事をする場です。人を採用していく局面に入るとコワーキングスペースの利用は難しくなります。3人以上となるととても難しくなります。


コワーキングスペース的なメリットを残しつつ、人の採用となるとレンタルオフィスやシェアオフィスという選択肢もあります。


信用度、信頼度は賃貸オフィス


取引先などから見たときの信用度、信頼度は圧倒的に賃貸オフィスです。特に銀行で法人口座を作る場合などは、コワーキングスペースでは難しいケースもあるようです。(銀行によって基準が異なります。また、都銀>地銀>信用金庫の順で基準の厳しさも異なります。)


また、行政書士や人材派遣業など一部の業種ではコワーキングスペースが事務所では開業できないケースもあります。その点も信頼度の問題とも言えます。


スペースの広さ・物を置くスペースは賃貸オフィス


コワーキングスペースは基本的に机単位でスペースを借りることになります。資料や書籍などが大量に必要な事業の場合には賃貸オフィスの方が圧倒的にスペース的に広いです。月極ロッカーなどを用意しているコワーキングスペースもありますが、それほど大きくはありませんので、最低限のものを置いておくスペースしかありません。


まとめ


コワーキングスペースはコストと他者とのコミュニケーションというメリットが大きく、賃貸オフィスはスペースの自由度と信用度にあります。起業初期段階では、コワーキングスペースを使い、多くの人とのつながりやアドバイスをもらいつつコストメリットを享受して、事業規模が大きくなれば、賃貸オフィス(その間にレンタルオフィスやシェアオフィスを挟んでもいいかもしれません。)というのが良いのではないでしょうか。