コワーキングスペースを仕事や勉強で利用するメリットとデメリット

2015年9月19日

コワーキングスペースで勉強するメリットとデメリット

前回のコラム「コワーキングスペースとは」では、そのテーマのとおりコワーキングスペースとは何かということを書きました。今回は、では、コワーキングスペースをを仕事スペース、勉強スペースとして使うメリットとデメリットは何かということについてです。



コワーキングスペースのメリット その1:コスト面(安い)


大きなメリットの一つとして、その価格があります。コワーキングスペースの価格は、場所によりますが、一時利用(ドロップイン)の場合、2時間500円~1日最大2,000円ぐらい、月額利用の場合、1万円~2万円くらいです。その価格に電源、ネット環境、フリードリンクなどが含まれています。


もし、オフィスを借りるなると地代だけで数万~、それに加えて光熱費、回線費などが発生します。また、目に見えにくいところとしては、掃除やゴミ捨ての手間、来客用の飲料などこまごました費用が発生します。


コワーキングスペースを拠点としたい人に向けては、コワーキングスペースの住所での登記や郵便物などの宛先としての住所利用を提供していたり、ロッカーや固定席を提供しているスペースも多くあります。


スタートアップ起業や、人数を増やすスケールメリットが無い事業者にとっては非常にコストメリットがあります。また、出張中のビジネスマン、勉強したい学生、主婦などが一時利用する場合も気軽に使える金額です。


コワーキングスペースのメリット その2:集中できる(環境)


自宅では、集中できないという在宅勤務の方は多くいます。人によりますが、仕事のオンとオフの切り替えを場所の移動によってしている人は多くいます。また自宅にはテレビ、雑誌、ゲームなどの誘惑に負けてしまうこともあります。


コワーキングスペースに行くことで、仕事モード、勉強モードとなり、集中できるという人は多くいます。


コワーキングスペースによっては、集中するためのエリアとコミュニケーションをするためのエリアをきちんと分けてくれているところもあります。


コワーキングスペースのメリット その3:コミュニティの存在、出会い、サポート、コラボレーション(孤独ではない)


コワーキングスペースはには自分以外の誰かがいます。フリーランスの人やスタートアップ企業の経営者は、自宅、オフィスに籠って仕事をしていたら、何日も他人と会話をしていないということがあります。そのことに孤独感や不安感を覚える人は少なくありません。コワーキングスペースでは、常に誰かがいます。毎日、顔を合わせる人とあいさつをする。ただ、それだけで人間は孤独ではなくなります。


また、コワーキングスペースは、長時間それぞれの目的を持って何かしていると共通認識のあるコミュニティです。長時間、自分のやりたいことをし続けるということは意外と大きなメリットです。ファミレスやカフェ、図書館などはそれぞれの本来の利用目的がありますので、長時間いることはなかなか難しいです。


また、コミュニティにはさまざまな人がいます。1人では手に入れることのできなかった知識、経験を得ることができます。また、スペースによってさまざまなサポートを用意してくれています。起業家にとっては、経営サポート、士業の紹介などをしているスペースも少なくありません。


その発展の先には、別のメンバーとのコラボレーションがあります。コラボレーションといっても形は、ブレストによるアイデア出しのお手伝いレベルから共同経営による新事業の立ち上げレベルまでさまざまです。1人での限界を超えるきっかけがあります。




ここまで、メリットを挙げてきましたが、では、デメリットがないのかというと、デメリットもあります。


コワーキングスペースのデメリット その1:他人がいる(雑音)


メリットに集中できると書きましたが、一方で周りが何かで盛り上がって騒がしくなるケースもあります。集中したいときに話しかけられてしまうかもしれません。そんなことで集中しきれないというデメリットがあります。


この点については、スペースによっては、そのようなことが無いようにスペースを仕切ったりして工夫しているケースもあります。


コワーキングスペースのデメリット その2:物が置けない、机が小さい(狭い)


コワーキングスペースは、基本的にフリーアドレスの座席になっています。個々人のスペースは、80~120cmくらいです。ノートパソコンを置いたら、それでいっぱいという場合もあります。仕事、作業の内容によっては、十分なパフォーマンスを発揮できないケースもあります。


また、物を置いておくことができませんので、参考書や資料を必要なだけ持ってくる必要があります。コワーキングスペースによっては、固定席やロッカーを用意していますが、会社のオフィス机と比べると容量は小さいことが多いです。


コワーキングスペースのデメリット その3:機密保持の問題(セキュリティ)


コワーキングスペースでは、たくさんの人がいます。パソコン、ネットセキュリティについては、個人で対策するのは当然の必要としてあります。(コワーキングスペースは、セキュリティ面の設定はきちんとしたネットワークにしているところが多いので、カフェなどに比べると安全ではないかと思います。)


そういうデータ的なセキュリティだけではなく、企業秘密的な会話をしにくいということがあります。特に、IT系は大企業の仕事を個人や中小企業が請けているケースも少なくなく、その仕事をしていることは機密というケースもあります。そういった会話には気をつけたいものです。


コワーキングスペースのメリット、デメリットをまとめてみましたが、いかがでしょうか。もちろん利用する立場によってもメリット、デメリットも変わってきます。また、メリット、デメリットの度合いも利用側のニーズとスペース側のサービスによって変わってきます。個々人にあったスペースを見つけることが一番大変なことかもしれません。特に雰囲気、コミュニティはコワーキングスペースによってまったく異なります。cocopoでは、少しでも事前に雰囲気などがわかればという思いで口コミ投稿サイトとしています。ぜひ、利用したことのあるコワーキングスペースの口コミを投稿していただければと思います。


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