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コワーキングスペースとは個人が集まって仕事や勉強をする場

コワーキングスペースとは?

cocopoには、600件以上のコワーキングスペースが掲載されています。コワーキングスペースは、日本ではこの数年で急激に増えている施設です。新聞やテレビ等のメディアでも取り上げられる機会が増えていきました。

コワーキングスペースとは、オフィススペースや会議室などを共有しながら各自は独立した個人(コワーカー)が集まって、仕事や勉強をする場

多くのコワーキングスペースでは、カフェのようなオープンスペースにフリーアドレスの机などが置いてあり、各自が自由な席で仕事ができるスペースが用意されています。コワーキングスペースによっては、個室ブース、固定席、ミーティングスペース、会議室、和室などが用意されています。

コワーキングスペースは、フリーランスや小規模事業者のためのビジネススペースとして始まったサービスです。そのため、事業、会社運営に必要な設備が用意されています。電源、Wi-Fiは基本的に完備されており、そのほかのサービスとして、住所利用、登記利用、ロッカーの貸し出し、複合機・プロジェクターなどの機器の貸し出し、フリードリンクなどが提供されていることが多いです。最近では、託児所が併設あるいは、提携先として提供されているコワーキングスペースも増えてきました。

レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、貸会議室、レンタルスペースとの違い

コワーキングスペースが生まれる前には、似た形態のサービスとして、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、貸会議室、レンタルスペースがありました。

コワーキングスペースと既存のサービスの違いとしては、以下のような点があげられます。
※すべての施設がこの条件を満たしているわけではありません。

レンタルオフィス、シェアオフィス

レンタルオフィス、シェアオフィスは、基本的に会員専用のサービスとなっており、席が固定されているサービス。コワーキングスペースの場合には、カフェのようにいつでも利用できる一時利用サービス(コワーキングスペースでは、ドロップインと呼びます。)を提供している点が大きな違いです。

また、レンタルオフィス、シェアオフィスは場(スペース)の提供を主としており、いわゆるテナントオフィスよりも安く借りることができることをメリットとしています。コワーキングスペースにも場の提供という側面はもちろんありますが、コミュニティを大事にしているコワーキングスペースが多いのが、レンタルオフィスとの大きな違いです。

コミュニティというのは、利用者間の交流や情報交換、コラボといった形で提供されています。

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスは実際の仕事場ではなく、住所、登記利用をするためだけのサービスです。自宅以外の住所が必要だが、実態としてオフィススペースは必要のない人が利用されています。実際に利用することを前提としていコワーキングスペースとは大きく異なります。

一部のコワーキングスペースでは、バーチャルオフィス機能も提供しています。

貸会議室、レンタルスペース

貸会議室、レンタルスペースは、複数人数が入れるスペースを一時的に貸し出すサービスです。基本的に部屋単位で貸切で提供がされています。

最近では、多くのコワーキングスペースで会議室やレンタルスペースを提供しており、仕事の打ち合わせ、ワークショップ、ホームパーティなどに利用できるスペースも多くあります。

IT技術の進歩と働き方改革ともにコワーキングスペースも広がりをみせている

もともとコワーキングスペースは、IT技術の進歩とともに、固定されたオフィスで働くことの意味性が薄くなった、フリーランスや在宅勤務のエンジニア、デザイナー、クリエイターやノマドワーカーと言われる人たちが、自宅でのみ仕事をしていると、対人交流がなくなることへの不安、自宅では集中できないという問題、新たな出会いへの欲求ということからこの形態ができました。

最近では、働き方改革、副業・兼業規定の廃止・終身雇用の崩壊など、さまざまな理由で会社以外の仕事をする人が増えてきました。会社以外の仕事場として、コワーキングスペースを活用する人も増えています。

IT分野以外の主婦や学生がワークショップや勉強でも活用

コワーキングスペースの誕生はノートパソコン1台で仕事ができるようなIT関連の人たちが増えたことによりますが、コワーキングスペースの増加とともにさまざまな利用のされ方が増えています。

例えば、主婦がママ友同士の集まりや、ワークショップ会場として使ったり、学生が勉強の自習スペースとして使ったり、起業の拠点として使ったりと幅広く活用されています。コワーキングスペースは、これといった決まった形のないサービスのため、幅広い活用の可能性があるサービスです。

一時利用であればカフェよりも安く、月額利用なら賃貸オフィスよりも安い

利用の価格帯は、ドロップイン(一時利用)の場合、1時間200~300円、1日利用で1000円~1500円、月額利用の場合、6,000~12,000円くらいのコワーキングスペースが多く、一時利用の場合には、カフェなどよりも安く、月額利用の場合には、個人でオフィスを借りるよりも安く設定されていることが多いです。(価格は立地条件、サービス内容によって異なります。)

cocopoに掲載されているコワーキングスペース

コワーキングスペースにはさまざまな運営方法、利用形態があり、定義が曖昧です。co-co-po[ココポ]では、次のようなサービスを提供している事業者をコワーキングスペースとして、掲載しております。

・オープンスペースになったスペースがあり、会員、利用者同士のコミュニティが発生する場がある。
・電源、Wi-Fi環境が提供されている。

2017/01/17